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中央公民館再建
震災で大きな被害を受けた中央公民館(旧勤労青少年ホームを含む)
中央公民館(旧勤労青少年ホームを含む。以下同じ)は定期講座などの学習機会の提供や、様々な団体・グループの活動場所として、市民の皆さんの生涯学習の拠点施設として親しまれてきましたが、平成23年3月11日に発生した東日本大震災により、深刻な被害をうけました。
[震災前の中央公民館と公会堂]
[被災した正面玄関]
[被災した外壁]
[損壊した柱]
補強による耐震が難しいことから、国の制度を利用し再建することになりました。
施設の再建に向けて
中央公民館の再建にあたっては、広く市民の意見を取り入れるため「中央公民館・勤労青少年ホーム再建検討委員会」を立ち上げ、再建に向けた話し合いが行われました。
全4回の検討委員会を経て、中央公民館は「震災復興のシンボル的な施設」として再建されることになりました。
新しく生まれ変わった中央公民館
写真提供 株式会社エスエス東京 東北支店
デザインコンセプト
「過去から未来へ」
- 公会堂という歴史ある建物(過去)新しい中央公民館(未来)へと徐々に変化するデザイン
- 周辺環境への配慮
新しい中央公民館の形は安積疏水時代の「分水箱」をモチーフにしており、「歴史」と「環境」への「調和」を形にしました。
隣接する公会堂調和し、「過去」から「未来」へと続くデザイン。
(写真提供 株式会社エスエス東京 東北支店)
ホワイエ内壁は公会堂のファザードを模したデザインとなっており、カーテンウォールには郡山産のスギ材が使われている。
(写真提供 株式会社エスエス東京 東北支店)
多世代が交流するコラボスペース。ガラス張りの講義室と隣接し「見る・見られる」の関係をつくり、出会いの場や一体となった使い方もできる。
(写真提供 株式会社エスエス東京 東北支店)
託児室テラス前に設置された太陽光発電パネル。未来を担う子ども達が自然と興味を持つきっかけに。
(写真提供 株式会社エスエス東京 東北支店)
中央公民館に採用されている様々な再生可能エネルギー。
地中熱を利用したぽかぽかベンチ。地中熱はエントランンスホールの床暖房や空調設備に利用。
施設紹介
テーマごとに中央公民館をご紹介
- 地域づくり・人づくり・夢づくり(コンセプト等)[PDFファイル/615KB]
- つどい・学び・深め・生かす(各部屋等のご案内)[PDFファイル/1.41MB]
- 人に優しいユニバーサルデザインと環境への配慮[PDFファイル/302KB]