本文
ガス・スプレー缶は正しく捨てましょう!
ガス・スプレー缶の処分方法
ガス・スプレー缶等は、誤った処理の仕方をすると爆発等の事故が発生する恐れがあります。
以下の手順を守って、正しく処分してください。
- 中身を最後まで使い切ってください。
- 火気のない、風通しのよい屋外でガス抜きを行ってください。
- 同じく火気のない、風通しのよい屋外で穴を開けてください。
- ガス・スプレー缶だけで一つの袋に入れて、「資源物(びん・缶・紙)」の日に出してください。
詳しくはリンク先またはページ下部をご覧ください。
必ず「資源物(びん・缶・紙)」の日に出してください
(参考)
ガス・スプレー缶の例
- 卓上コンロ用カセットボンベ
- 制汗スプレー
- 殺虫剤
- ヘアスプレー
- 消臭スプレー
- 塗料(スプレー式)
- 潤滑剤
- 消炎鎮痛剤(スプレー式)
- シェービングクリーム
- 解氷剤(スプレー式)
エアゾール製品(一般社団法人日本エアゾール協会HP)<外部リンク>
事故等の発生状況
ガス・スプレー缶等の誤った出し方が原因と思われるクリーンセンターの爆発事故やごみ収集車の火災が、毎年頻発しています。
- 富久山クリーンセンターで爆発事故がありました!
- 河内クリーンセンターでスプレー缶の爆発事故がありました!
以下は爆発事故の原因と思われるものの一部です。
中身が残っていたため爆発したガス・スプレー缶
プロパンガスボンベ(市では収集しないごみ)
これらは、ガス・スプレー缶をごみ集積所に出す日を間違え、さらには、中身を使い切ることなく、穴を開けずに出す、または市では収集・処理しないものを出すなど、ごみ出しルール違反が重なったことによるものと思われます。
こうした、ガス・スプレー缶のごみ出しルール違反は、ごみ集積所に出したとき、収集運搬しているとき、処理しているとき、すべての段階で爆発の危険性を誘発してしまいます。
また、スプレー缶等を車内やストーブの近くに放置したことで、爆発事故が発生した事例も報告されています。
爆発事故が発生してしまうと、近隣住民をはじめごみ収集作業員の身体に甚大な危機をもたらし、またごみ収集車両に重大な被害を及ぼすほか、クリーンセンターでごみ処理中に事故が発生し、ごみ処理ができない状況になってしまうと、市民の皆様の生活にも多大な影響を及ぼします。
ガス・スプレー缶の処分に当たっては、以下の手順に沿って、適切な排出をお願いします。
ご家庭のガス・スプレー缶をごみ集積所に出すまで
1.中身を最後まで使い切ってください。
必ず中身を最後まで使い切ってください。
中身が残っていると、缶を振った時に「シャカシャカ」「チャプチャプ」といった音がします。
2.火気のない、風通しのよい屋外でガス抜きを行ってください。
使い切った後は、付属のガス抜きキャップを使ってガス抜きを行ってください。
(例)ガス抜きキャップ。
ガス抜きキャップが付いていない場合は、ボタンを押して完全にガスを抜いてください。
ガス抜きは、製品に記載されているガス抜き方法(ガス抜きキャップの使い方)をよく読んでから行ってください。
ガス抜きは、必ず近くに火気のない、風通しの良い屋外で行ってください。
参考:正しいごみへの出し方<外部リンク>(一般社団法人日本エアゾール協会HP)
どうしてもガス抜きができないときは、清掃課に相談してください。
処分したい本数や中身の種類などに応じて、別途、処分方法をご案内いたします。
正しいごみへの出し方(一般社団法人日本エアゾール協会HP)<外部リンク>
3.火気のない、風通しのよい屋外で穴を開けてください。
穴をあける際は、必ず、ガス抜きをし、振っても音がしない等、中身が入っていないことを確認した上で、近くに火気のない、風通しの良い屋外で行ってください。
中身の入った状態での穴開け、屋内での穴開けは大変危険ですので、絶対に行わないでください。
ホームセンターやいわゆる百円ショップなどで、以下のような専用の道具も販売されています。
穴開け用器具の例
ハサミ型
ガススプレー缶をはさんで、穴を開けます。
押し込み型
先が尖っていて、ガススプレー缶に押し込んで穴を開けます。
缶切型
缶切のような鋭利な形状の刃で穴を開けます。
4.ガス・スプレー缶だけで一つの袋に入れて、「資源物(びん・缶・紙)」の日に出してください。
回収日は「資源物(びん・缶・紙)」の日です。
表記:緑色の三角形
(注意)必ずガス・スプレー缶だけで一つの袋に入れてください。
最後に…
ガス・スプレー缶は、必ずそれだけで一つの袋にまとめ、資源物の「ガス・スプレー缶、びん、缶、紙」の日に、袋を分けて出してください。
出す日は、決して間違えないようにお願いします。
例えば、誤って燃えないごみの日に出されれば、燃えないごみガス・スプレー缶自体が引火性のものである上に、燃えないごみには、ライターなどの発火性のものもあります。
また、燃えるごみの日に出されてしまえば、カイロなどの発熱性のものもあり、危険性が増加してしまいます。
ガス・スプレー缶を、資源物として「びん」と一緒に出す理由は、リサイクル上の理由だけでなく、発火性のものと引火性・発熱性のものを一緒にしないように安全性も考慮した結果です。
ごみ出しルール違反は、ごみ集積所に出された時点から、近隣住民の方をはじめ、多くの人にとって危険な行為になりかねません。