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慶應義塾大学SFC研究所では、持続可能な社会を実現し、多様で複雑な社会における問題解決を行うため、2017年10月に「xSDG・ラボ<外部リンク>(エックスエスディージーラボ)」を、2018年6月に「xSDGコンソーシアム<外部リンク>」を設立しました。
コンソーシアムでは、SDGs達成へ向けたアイデアをアクションにつなげることを目的に複数のプロジェクトを設置していますが、今年度から新たに「シナジーとトレードオフプロジェクト」が設置されました。
本プロジェクトでは、郡山市をフィールドとして、SDGsを展開する上で重要な「シナジー(相乗効果)」と「トレードオフ(両立できない関係性)」の特定について事例研究を行うこととしており、2024年8月20日に第1回目の会議が郡山市で行われました。
会議には、コンソーシアム代表の蟹江憲史慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授をはじめ、企業や研究機関など17名が参加し、気候変動の緩和策・適応策として本市が実施している施策に係る3つの施設を視察しました。
また、これらの施策を推進することで生じるシナジーとトレードオフについて議論し、課題を可視化するとともに改善策を検討しました。
(蟹江憲史教授(中央)ほか参加メンバー)