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SDGsのゴールの数である17にちなんで、毎月17日をSDGs DAYとして日常に取り入れやすいSDGsを紹介します!
こども家庭庁では、毎年11月に児童虐待防止推進キャンペーンを実施しています。(令和4年度までは厚生労働省において「児童虐待防止推進月間」として実施。)SDGsターゲット16.2では、子どもに対する虐待などの暴力を撲滅する目標が設定されています。
児童虐待を撲滅するために、私たちができることは何でしょうか。
死亡に至った虐待事例の75%が、児童相談所等に通告がありませんでした。
もし、どなたかが児童相談所へ通告をしたならば、救えた命があったかもしれません。
(出典:こども家庭庁「こども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第19次報告)」から作成)
令和4年度中に、全国232か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は、219,170件(速報値)で過去最多となっており、平成11年度に比べて約19倍となっています。
福島県でも、昨年度から271件増加し2,256件となっており、過去最多を更新しています。
(出典:こども家庭庁「こども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第19次報告)」)
児童虐待による死亡事例は、全国で年間70件を超えています。
単純計算すると5日間に1人の子どもが命を落としていることになります。
(出典:こども家庭庁「こども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第19次報告)」)
児童虐待を受けたと思われる子どもを発見した場合、全ての市民の皆さんに児童相談所等へ通告する義務があります。
児童虐待は、子どもがいる家庭だけの問題ではなく、社会全体で関わり解決していくものです。
一人ひとりが、子どもを取り巻く問題を「自分事」としてとらえ、できることから行動することが、子どもたちの未来を守ることに繋がります。
児童相談所 虐待対応ダイヤルの「189」(いちはやく)に電話をすると、お住まいの地域の児童相談所につながります。
皆さんの1本の電話で救われる命があります。
間違いでも大丈夫です。いち早く、迷わずに、お電話を。
郡山市では、保護者の方やお子さん自身からのLINEによる相談を受け付けています。
誰もが不安になったりストレスを抱えたりします。一人で悩まず、信頼できる人や相談機関へご相談ください。
詳しくは、郡山市子育てサイトをご覧ください。
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