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郡山市下水道事業の概要

6 安全な水とトイレを世界中に11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0001627 更新日:2023年6月20日更新 印刷ページ表示

郡山市の汚水処理は、現在、公共下水道、農業集落排水、浄化槽により行われており、それぞれの処理方法について区域を定め、特性、効率性、経済性を考慮しながら、適正な汚水処理を進めています。

郡山市では、以下の事業を行っています。

  1. 公共下水道事業
    1. 流域関連公共下水道事業
    2. 雨水対策整備事業
    3. 湖南地区特定環境保全公共下水道事業
  2. 農業集落排水事業
  3. 浄化槽設置整備事業
  4. その他の事業
    1. 合流式下水道緊急改善事業
    2. 水環境創造事業「せせらぎこみち」事業

(1)公共下水道事業

[1]流域関連公共下水道事業

日和田町の阿武隈川上流流域下水道県中浄化センターへ汚水等を集め、処理しています。県中浄化センターでは、本市の下水道区域内におけるほとんどの汚水が処理されています。

県中浄化センターの画像
「県中浄化センター」

[2]雨水対策整備事業

浸水が頻発している地区を中心に、ポンプ場や雨水を流すための幹線を整備する事業です。近年多発している局地的な集中豪雨による浸水被害の軽減を図るため、積極的に整備を推進しているところです。

雨水幹線の工事の画像
「雨水幹線の工事」

[3]湖南地区特定環境保全公共下水道事業

猪苗代湖と湖南地区の美しい自然と生活環境を守るため、平成4年度から湖南地区において始まった下水道の事業です。

湖南浄化センターの建設にあたっては、猪苗代湖の富栄養化防止対策のための厳しい水質規制と、冬期間における低温(10℃前後)の汚水に対応するために、寒冷地でも安定して窒素を取り除くことができる、新たな高度処理技術が必要となりました。この技術は、平成7年9月に「新技術活用モデル事業」の認定を受け、平成7年度~平成8年度の実証実験を経て、全国に類を見ない高度処理技術として開発され、湖南浄化センターの水処理技術に採用されました。

湖南浄化センターの画像
「湖南浄化センター」

(2)農業集落排水事業

農村地域における農業用水の水質保全と生活環境の改善を目的として、活力ある農村社会の形成のため、昭和63年度から開始した事業で、市内17地区で、供用を開始しています。

中山地区農業集落排水処理施設の画像
「中山地区農業集落排水処理施設」

(3)浄化槽設置整備事業

公共下水道の計画区域外及び農業集落排水施設区域外において、合併処理浄化槽を設置する方を対象として、平成5年度から、設置費用の一部を助成し、合併処理浄化槽の普及促進、公共用水域の水質保全と生活環境の改善を図っています。

また、関連事業として、新たに浄化槽を使用する方を対象に、浄化槽の役割、機能及び維持管理の必要性を理解していただくための「はじめて使う浄化槽」セミナー事業、浄化槽設置後の維持管理費を補助する浄化槽維持管理費補助事業、保守点検業者を対象として講習会を開催するなど、維持管理の質の向上に努める浄化槽維持管理PR事業を行っています。

(4)その他の事業

[1]合流式下水道緊急改善事業

郡山駅西側周辺の地区は、汚水と雨水を一本の管渠で排水する合流式下水道という方式で、昭和33年から整備してきました。この区域では、都市整備の進展に伴い、大量の雨が降った場合、管渠が流下能力不足となるため、たびたび浸水被害が発生しています。また、管渠の容量を超えた汚水の一部が処理施設を経ないで直接河川へ放流されるため、公共用水域の水質悪化の原因のひとつとなっています。これらのことから、本市では、平成14年度に基礎調査、平成15~16年度にかけて改善計画を策定し、合流式下水道緊急改善事業に着手して、郡山駅前から逢瀬川に至る3号幹線の能力を補完する、3号幹線増補管を布設するなどの事業を行っています。

3号幹線増補管布設工事の画像
「3号幹線増補管布設工事」

[2]水環境創造事業「せせらぎこみち」事業

都市化の進展に伴い生活排水が流入して、水質が著しく悪化していた水路を改修し、かつての清流を復活させ、また、バリアフリーの遊歩道や植栽を設置するなど、水環境創造事業として「せせらぎこみち」を整備しました。

雨水排水路をより親水的な二重構造とすることによって、清流の復活と親水性の増進、周辺化・教育施設への誘導路・散策路としての整備、良好な水辺景観の形成などによって都市の総合的なアメニテイ(快適性)の向上を図っています。

せせらぎこみちの画像
「せせらぎこみち」

よくある質問