ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > セーフコミュニティ > 郡山市セーフコミュニティ事前指導を実施しました(2021年11月15日~17日)

本文

郡山市セーフコミュニティ事前指導を実施しました(2021年11月15日~17日)

ページID:0001854 更新日:2021年12月2日更新 印刷ページ表示

事前指導

2021(令和3)年11月15日(月曜日)から17日(水曜日)の3日間にわたり、来年度のセーフコミュニティの国際認証再取得に向けて、これまでの取り組みを海外認証審査員に報告し、助言を頂く「セーフコミュニティ事前指導」をオンラインにて実施しました。(タイムスケジュール[PDFファイル/295KB])

セーフコミュニティの認証制度

セーフコミュニティの認証制度は、5年毎に再認証の審査を受けることが義務付けされています。郡山市は2018年(平成30年)2月に国際認証を取得していることから、来年度、再認証のための現地審査が行われる予定です。よって、今年は、来年の現地審査に向けて、海外認証審査員から助言や指導を受けるための事前指導を実施しました。

認証審査員の紹介

パイ・ル審査員(Pai Lu)

  • 台湾事故傷害・安全促進学会長
  • 台湾社區(しゃく)安全推進センター長
  • 国際セーフコミュニティネットワーク理事
  • アジア地域セーフコミュニティ支援センター連合理事長

パイ・ル審査員の講評の写真
パイ・ル審査員​

ミーガン・ブラザートン審査員(Meegan Brotherton)

  • オーストラリアセーフコミュニティ財団プログラムマネージャー

ミーガン・ブラザートン審査員の写真
ミーガン・ブラザートン審査員

グレン・バーバー審査員 (Graeme Barber)

  • セーフスクール認証審査員
  • 環太平洋セーフコミュニティネットワーク アドバイザー

バーバー審査員の写真
グレン・バーバー審査員

開会式

令和3年11月15日(月曜日)11時より、郡山市セーフコミュニティ事前指導の開会式を行いました。

開会式では、3日間お世話になる海外認証審査員の皆様をご紹介し、一言ずつご挨拶をいただきました。

開会式写真

発表

市の概要

郡山市の概要説明については、事前に動画撮影し、審査員へ送付しました。

発表者

渡部洋之(わたなべひろゆき)セーフコミュニティ課長

発表資料

郡山市の概要について発表している写真
郡山市の概要についてのディスカッション

質疑応答・助言

Q:セーフコミュニティに取り組んで変わったことは?

A:けがや事故の状況やデータの可視化、セーフコミュニティを基盤としたSDGsの推進

  • 成果を見る上では人口減少を踏まえ「1万人あたり」で比較するとよい。
  • 「一般負傷」は意図的な要因のものか不慮のものかを示すことができるとよい。

外傷サーベイランス委員会

外傷サーベイランス委員会の発表は、事前に動画撮影し、審査員へ送付しました。

発表者

寺西寧(てらにしやすし)委員長

発表資料

外傷サーベイランス委員会活動報告の写真
外傷サーベイランス委員会のディスカッション

質疑応答・助言

Q:入手困難な情報はあるか?

A:虐待の実態を正確に掴めていない。外傷の程度、重さがどの程度社会に影響を与えているか把握できてない。

  • 次回のアンケート(地域診断)はメンタルの部分も入れるとよい。
  • 様々な背景の人ごとにサブカテゴリー的な情報があると各対策委員会の取り組みに役立つことがある。

交通安全対策委員会

発表者

安部賢児(あべけんじ)委員長

発表資料

交通安全対策委員会活動報告の写真
交通安全対策委員会の活動報告

質疑応答・助言

Q:高齢者免許返納は、高齢者が事故で重傷化するという課題と関連するのか?

A:実際の高齢者事故は、歩行者の場合が多い。この対策を始めたときに、高齢者による運転事故が増え始めたため取り組んだ。

  • 交通事故防止でこどもの安全対策委員会と連携しているのであれば伝えたほうがよい。
  • 啓発はネガティブなことをいうのではなく、こんなふうに良くなるというようなポジティブな方向にもっていくとよい。

こどもの安全対策委員会

発表者

吾妻利雄(あづまとしお)委員長

発表資料

こどもの安全対策委員会活動報告の写真
こどもの安全対策委員会の活動報告

質疑応答・助言

Q:児童虐待に対し十分な受け皿はあるか?

A:福島県児童相談所や児童養護施設があり、受け皿が足りないということはない。

  • 妊娠時から虐待についてアプローチしている点については継続してほしい。
  • 若い世代の声を反映するため、これから親になる世代に対策委員会に入ってもらうとよいのでは。

防犯対策委員会

発表者

新田大和(にったやまと)委員長

発表資料

防犯対策委員会活動報告の写真
防犯対策委員会の活動報告

質疑応答・助言

Q:犯罪件数が国や県より多い理由は?

A:郡山市は福島県の中心部であり、交通の要所であるため、人が集まりやすいからではないかと考えている。

  • 犯罪は対象が広く、いじめやセクハラ、特殊詐欺についても検討するとよい。
  • 振り込め詐欺の被害者は高齢者が多いので、高齢者の安全対策委員会と連携するとよい。

高齢者の安全対策委員会

発表者

藤本マチ子(ふじもとまちこ)副委員長

発表資料

高齢者の安全対策委員会の活動報告の写真
高齢者の安全対策委員会の活動報告

質疑応答・助言

Q:高齢者に対する緊急通報ボタンはあるか。

A:緊急ボタンや人感センサー、火災報知器などで、なにかあれば委託先の業者から協力員や救急に繋がるシステムがある(65歳以上対象)

  • 高齢者になる前に各種体操を周知しておくと、高齢者になったときに参加しやすい。
  • 自殺予防対策委員会と連携して活動してはどうか。

防災・環境安全対策委員会

発表者

國分晴朗(こくぶんはるお)委員長

発表資料

防災・環境安全対策委員会の活動報告の写真
防災・環境安全対策委員会の活動報告

質疑応答・助言

Q:アンケートに回答しない人や活動に参加しない人の特徴を把握しているか。

A:性別や年齢等は把握していないが、若い世代や仕事を持つ人などと推測している。

  • 農業の事故防止は当事者の家族へのアプローチが有効である。
  • 若い人の参加を増やすための条件設定を整えることが重要である。

自殺予防対策委員会

発表者

若月ちよ(わかつきちよ)委員長

発表資料

自殺予防対策委員会の活動報告の写真
自殺予防対策委員会の活動報告

質疑応答・助言

Q:市民アンケートには、「地域と繋がっているか」など、孤立していないかを確認する質問項目はあるか。

A:現在は設定していないが、今後調査する。

  • 若い世代を対象とした参加型の啓発を検討してほしい。
  • 他の対策委員会と連携し、共通点を探していくとよい。

審査員講評

発表終了後、海外認証審査員3名を代表し、グレン・バーバー審査員から、これまでの取り組みに対してのお褒めの言葉と、来年の現地審査に向けての助言・指導をいただきました。

審査員からの助言をこれからのセーフコミュニティ活動に活かし、来年の国際認証再取得を目指して参ります。

審査員講評の概要[PDFファイル/403KB]

審査員講評時写真
審査員講評時の様子

記念撮影

審査員、アドバイザーの日本セーフコミュニティ推進機構、対策委員会委員長等の記念写真
審査員講評終了後
審査員(パイ・ル審査員、グレン・バーバー審査員)
日本セーフコミュニティ推進機構 代表理事 白石陽子氏
各対策委員会委員長・副委員長の皆様
郡山市セーフコミュニティ推進協議会 会長 品川萬里郡山市長

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)